【2024年版】
物置担当が解説!自宅に設置する「小型物置」4つの選び方
物置担当が解説!自宅に設置する「小型物置」4つの選び方
自宅の庭に小型物置を設置して、以下のような悩みの解決を考えてはいませんか?
「自宅の収納スペースが足りない!」
「アウトドア用品など、外に保管しておきたいものがある!」
「お庭をきれいに整頓したい!」
「省スペースで沢山のものを収納したい!」
そんなとき、ご家庭でかんたんに設置できるのが「小型物置」です。
しかし、実際には種類も多く、どのように選べばよいかを迷うことがあるのではないでしょうか?そこで今回は、山善ビズコムの物置担当が、下記の小型物置の4つの選び方を詳しく解説します。
4つの小型物置の選び方
選び方 01:適正サイズを知ろう!「奥行」「幅」「高さ」の3つを意識する
選び方 02:組み立て式の小型物置をDIYで「価格を大幅に安く」する
選び方 03:自宅や庭と調和するカラーとデザインを選ぶ
選び方 04:サビを防ごう!耐候性の強い(サビにも強い)素材選び
この4つの選び方を事前に把握することで、安く、長く使える小型物置を選ぶことができるようになります。
この記事では、山善ビズコムで物置を担当する筆者が、小型物置の選び方から購入前にチェックポイントや、設置時の注意点についてもご紹介しますので、最後まで記事をご覧ください。
安く、長く使える小型物置を選ぶための4つの選び方
小型物置を購入するときは、以下の4つの選び方を実践することで、安く、長く使える小型物置を選べるようになります。特に重要なのはサイズであり、事前に必要なサイズ感を把握しておくべきです。それでは一つずつ解説します。
小型物置を選ぶ際には、使用目的と、自宅の庭の設置スペースの広さの両方を意識することで、小型物置の適切なサイズを決めることができます。
山善の小型物置のサイズは、以下のようなサイズバリエーションがあります。
奥行 | 75cm | 60cm | 45cm |
---|---|---|---|
幅 | 150cm | 120cm | 90cm |
高さ | 154cm | 84cm |
これらのサイズを基準として、ご自身のニーズに沿った小型物置のサイズを考えてみましょう。
必要なサイズ感を知るには「自宅の小型物置に何を入れるか?」を事前に想定する必要があります、筆者の経験ですと、小型物置には以下のようなものを収納する方が多い印象です。
小型物置によく収納されるモノ
このように事前に何を小型物置に入れるのかを把握しておけば、小型物置で必要なサイズを選ぶことができるようになります。現在収納予定がそこまで多くはない場合でも、少し余裕を持ったサイズを選ぶことが小型物置を長く使うためのコツとなります。
物置の設置は、専門業者に依頼すると2~7万円の設置費用がかかります。組み立て式の小型物置なら、自分でDIYすることで費用を安くすることができます。例えば、自分で組み立てられる小型物置を賢く選ぶことで、以下のようにコストを通常の半額近くまで抑えることができます。
例:150cm×75cm×154cmの場合
一般的メーカーの小型物置の価格 | 山善の小型物置の価格 |
---|---|
約11万円 | 約5万円 |
山善の小型物置が相場価格よりも大幅に安いのは、組み立て式であるためです。小型物置の組み立ては、構造が非常にカンタンであり、難しくはないので、2名以上なら1時間から1時間30分程度で組み立てることができます。
小型物置は、お庭の一部をいろどり、お家全体の印象にも影響を与えるものです。だからこそ、ぜひご自宅の外観や雰囲気とマッチするデザインを選びましょう。山善では、下記のようなシックで上質なカラー、縦スリットのデザインなど、お庭に溶け込むスタイリッシュでおしゃれな小型物置を豊富にご用意しています。
屋外で長く使う小型物置にとって、最大の敵は「サビ」です。山善の小型物置では、こだわりの安心設計を徹底。素材に「ハイテンション亜鉛メッキ鋼板」を使用することで、高い耐候性と強度を実現しています。以下の実験写真をご覧ください。
小型物置の2つの実験
実験1. 自社で行った実験では、他社製品と同時に8年間の使用を経て、サビに強いことを確認しています。写真の「×」はキズを意図的につけてキズからどのようにサビが出るのかを比較した写真になります。
実験2. 正式な外部研究機関で実施した品質試験では、JIS規格を準用した「安定性」「構造強度」「天板・棚板耐荷重」「扉の開閉」試験で、基準を大幅に上回る優れた品質を実現しています。
このようにサビに強い材質を使うことで、小型物置の寿命が飛躍的に伸びて、小型物置を買い替える回数が減るので、必然的に長く安く使うことになるのです。
山善の小型物置のラインナップ
それでは、山善おすすめの小型物置のラインナップをご紹介します。庭のサイズにあった小型物置を探してみてください。山善では豊富なサイズ、カラーをご用意しているので、あなたの庭に合う小型物置が必ず見つかるはずです。
奥行75cmラインナップ
型番 |
DSLB-0915 |
DSLB-1515 |
DSLB-1511 |
DSLB-1215 |
KSLB-1515 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 39,999円(税込) | 49,999円(税込) | 49,999円(税込) | 51,999円(税込) | 59,999円(税込) |
カラー | カーキ | カーキ ブラウン ブラック クラウドブルー |
カーキ | カーキ | グレー ブラック クラウドブルー |
デザイン | スリット | スリット | スリット | スリット | ノーマル |
奥行 | 75cm | 75cm | 75cm | 75cm | 75cm |
幅 | 90cm | 150cm | 150cm | 120cm | 150cm |
高さ | 154cm | 154cm | 114cm | 154cm | 154cm |
付属棚の枚数 | 1枚 | 2枚 | 1枚 | 1枚 | 2枚 |
耐荷重(底板) | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg |
耐荷重(棚板) | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg |
奥行60cmラインナップ
型番 |
DSB-098 |
DSB-0129 |
DSB-0915 |
DSB-1215 |
DSB-1515 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 21,999円(税込) | 29,999円(税込) | 36,999円(税込) | 43,999円(税込) | 54,999円(税込) |
カラー | ライトグレー | ライトグレー | ライトグレー | ライトグレー | ライトグレー |
デザイン | スリット | スリット | スリット | スリット | スリット |
奥行 | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm | 60cm |
幅 | 90cm | 120cm | 90cm | 120cm | 150cm |
高さ | 84cm | 94cm | 154cm | 154cm | 154cm |
付属棚の枚数 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
耐荷重(底板) | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg |
耐荷重(棚板) | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg |
奥行45cmラインナップ
型番 |
HSSB-098 |
DSSB-098 |
HSSB-0129 |
HSSB-0915 |
DSSB-0915 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 13,999円(税込) | 15,999円(税込) | 21,999円(税込) | 25,999円(税込) | 27,999円(税込) |
カラー | グレー ブラック クラウドブルー |
カーキ ブラウン ブラック クラウドブルー |
グレー クラウドブルー |
グレー ブラック クライドブルー |
カーキ ブラウン ブラック クラウドブルー |
デザイン | ノーマル | ノーマル | ノーマル | スリット | ノーマル |
奥行 | 45cm | 45cm | 45cm | 45cm | 45cm |
幅 | 90cm | 90cm | 120cm | 90cm | 90cm |
高さ | 84cm | 84cm | 94cm | 154cm | 154cm |
付属棚の枚数 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 | 1枚 |
耐荷重(底板) | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg | 約100kg |
耐荷重(棚板) | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg | 約30kg |
長尺物や掃除用具、ガーデニング用品を収納するのにおすすめ
エアコン室外機カバーの上部のデッドスペースを収納におすすめ
ストッカータイプでベンチとしても使える
購入前に絶対に調査すべき5つのチェックポイント
ポイント①:小型物置に収納したいものは何か?
小型物置のサイズ選びでとくに事前に確認しておくべきは、収納物のサイズ感です。何を収納するか明らかな場合は、その実寸を測っておき、収納するものより一回り大きめのサイズを選ぶと失敗がないでしょう。ご家庭でよくある収納アイテムのサイズにおける目安とおすすめの小型物置は、以下の通りです。
車のタイヤ…直径60-75cm程度
ゴルフグッズ…ゴルフクラブの標準サイズ84cm程度
スキー用品…スキー板145-170cm、スノーボード板135-160cm程度
ポイント②:小型物置の設置場所とスペースは適切か?
小型物置を設置する場所のスペースを正確に測り、写真を撮って確認しましょう。できればサイズ計測結果とともに画像を保存しておくと良いでしょう。また、地盤が弱いなど安全な利用が難しい場所、湿気が多すぎるなど物置が劣化しやすい場所、水平が保てないなど物置が転倒する可能性のある場所も避ける必要があります。
さらに、DIYで設置する場合、アンカーボルトの取り付けが必要になることも考慮してください。
物置を設置する際は必要に応じてアンカー工事が必要となります。
アンカー工事とは物置を地面に固定するための工事のことです。また、自らでDIYにチャレンジすることも可能です。強い風が吹き込むようなお庭に設置する場合には物置を守るためには不可欠な工事です。
<使用する工具>ドリルビット、振動ドリル、ハンマー、アンカーボルト
ポイント③:小型物置のカラーが家に合うか?
ご自宅の外観と小型物置のカラーの相性は、とても大切です。ぜひ外観全体や外壁のカラーを確認し、写真を撮って実際に設置するイメージを具体化しましょう。
おすすめは、やはりご自宅に馴染むカラーです。グレー系の外壁にはカーキやライトグレー、ブラウン系の外壁にはブラウン、ブラックのものを設置することで、景観の統一性をもたせることができます。指し色デザインの小型物置を設置したい場合には、クリーム系の外壁にはクラウドブルーやブラウン、ブラウン系の外壁にはカーキなどがおすすめです。
ポイント④:レールの掃除がしやすいか?
長い間、小型物置を使うのですから、日常の利用でストレスがかからない仕様であることも大切です。快適に小型物置を利用するために小型物置のレールの仕様も事前にチェックしておきましょう。
吊り戸式であれば扉の開閉がスムーズに行えます。また、水抜き穴や砂抜き穴がある、一体型レールであるといった特徴は、こまめな掃除がしやすいというメリットに直結します。
ポイント⑤:棚が可変かどうか?
小型物置の収納は棚があると便利です。棚の高さや備え付ける位置を自由に調整できれば、収納するものが変化しても、柔軟かつ便利に使うことができます。
小型物置の収納は棚があると便利です。棚の高さや備え付ける位置を自由に調整できれば、収納するものが変化しても、柔軟かつ便利に使うことができます。山善ビズコムでは、物置本体とは別に追加棚の購入も可能です。可変式の物置を選んでおいて、必要に応じて棚を追加するといった選択肢も。
DIYで「家族で長く愛せる」物置を設置する!
小型物置を新たに設置する際、試して欲しいのが「DIY」です。専門業者へと組み立てを依頼するのが一般的ですが、その場合は数万円の高額な費用が発生します。
DIYを行うことで、設置費用を無料とし、ご自宅の環境や配置を工夫設置することで、小型物置は思い入れのあるご自宅の一部として、長く愛せる存在になります。
近年は、ホームセンターで工具のレンタルサービスをしている場合もあり、初めての方でもDIYにチャレンジしやすくなってきていますので、DIYも検討してみましょう。
目立つ場所に「物置」を設置するのを避けるべき理由とは?
山善の小型物置は、スタイリッシュでモダンなデザインが魅力ですが、小型物置を設置する場所には注意が必要です、目立つ場所に小型物置を置くことで、マイホームの景観的なバランスが崩れてしまう可能性もあります。
また、収納スペースが外部から見える配置によって、防犯上のリスクが高まることも考えられます。
まずはご自宅と馴染むカラーやデザインを選ぶこと、指し色の目立つ小型物置の場合は、玄関や表通りから見えづらい場所を選ぶといった工夫を取り入れてみてください。
マンションでの設置には注意が必要
物置は、原則としてマイホーム(一軒家)のお庭での設置を想定していますが、場合によっては、小型であればマンションに設置することも可能です。ただし集合住宅では、ベランダの構造や防災上の観点から、実際には設置が難しいことも珍しくありません。ですから、マンションでの小型物置の設置を考えている方は、必ずマンションの管理会社に事前確認を行い、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。いざ小型物置を購入してから「設置できなかった…」「管理会社から撤去を命じられた…」等の事態にならないよう、注意してください。