
【エイジフレンドリー補助金を活用】工場扇・スポットクーラーの導入費用を抑える方法!
工場の経営者様、現場の責任者様へ。
「うだるような工場の暑さ、今年こそなんとかしたい…」
「従業員の体調が心配だけど、スポットクーラーは高くて手が出ない…」
毎年夏が来るたびに、そんなお悩みで頭を抱えてはいませんか?
国の「エイジフレンドリー補助金」を活用すれば、そのお悩みを解決できるかもしれません。この記事では、中小企業の強い味方である「エイジフレンドリー補助金」を賢く活用し、山善ビズコムで取り扱っている工場扇やスポットクーラー、水冷服、ペルチェベストといった暑さ対策商品を、お得に導入する方法を、分かりやすく解説します。
「補助金って、手続きが面倒で難しそう…」と感じる方もご安心ください。
この記事を最後まで読めば、その仕組みと簡単なステップが理解でき、すぐに行動に移せるようになります。
今年の夏こそ、国の制度を最大限に活用し、従業員が安全に、そして快適に働ける職場環境を実現しましょう!
そもそも「エイジフレンドリー補助金」とは?
まずは、制度について、ポイントだけを簡単にご紹介します。
一言でいうと、エイジフレンドリー補助金とは、
「高齢の従業員(60歳以上)が、安全に安心して働き続けられる職場環境づくり」を国が金銭的に応援してくれる制度です。
まずは以下の3つのポイントだけ、しっかり押さえてください。
ポイント | 内容 | 分かりやすく言うと… |
---|---|---|
補助率 | 費用の 1/2 | かかった費用の半分を国が補助してくれます! |
上限額 | 最大100万円 | 最大で100万円まで補助が受けられます!(つまり200万円分の対策が可能です) |
対象者 | 中小企業事業者 | 労働者災害補償保険に加入している、様々な業種の中小企業が対象です。 |
つまり、200万円分の設備を導入しても、実質の負担は100万円で済む可能性がある、強力な制度なのです。
なぜ?工場扇やスポットクーラーが「補助金」の対象になる理由
「でも、なぜスポットクーラーや工場扇に、国がお金を出してくれるの?」
そう思われるのも当然です。その理由は、国が高齢の従業員の「夏の猛暑による労働災害」を特に危険視しているからです。
長年、日本のものづくりや現場を支えてくれたベテランの従業員の方々にとって、夏の工場や作業現場の猛烈な暑さは、若い頃とは比較にならないほど体に堪えます。
ときには、命に関わる重大な事故に繋がることも少なくありません。
国もその現状を深く理解しており、「企業の皆さんが、暑さ対策のための設備投資をしやすくなるように」と、スポットクーラーや工場扇の導入費用を補助することで、安全な職場づくりを強力に後押ししてくれているのです。
これは単なる経費削減ではありません。
従業員の命と健康を守り、会社を支える大切な人材に長く活躍してもらうための、意義ある投資と言えるでしょう。
補助金の対象となる暑さ対策商品をご紹介
では、この補助金を使って具体的にどんな商品が購入できるのでしょうか。
厚生労働省が公開しているエイジフレンドリー補助金リーフレットでは以下の通りとなっております。企業に義務付けられている暑さ対策に活用できる職場環境改善コース(熱中症予防対策プラン)が新たに設けられました。
それでは、山善ビズコムで取り扱っている具体的な対象商品を紹介していきます。
ぜひ、貴社の職場に必要なものをイメージしながらご覧ください。
※なお、下記で紹介する商品は当店で取り扱っている暑さ対策商品です。実際に補助の対象になるかどうかは保証しておりませんので、必ず事前に申請先まで確認してください。
1. 屋外作業等における体温を下げるための機能のある服
暑い日にリスクの高い暑熱作業のある作業場及び屋外作業において使用する電動ファン付き作業服(体温を下げる機能があるもの)として補助の対象となります。ただし、高齢労働者の人数分が限度となるので注意が必要です。
2. スポットクーラー等、その他労働者の体表面の冷却を行うために必要な機器
60歳以上の高年齢労働者が就いている場合、(具体的には、屋内でWBGT値が基準の28℃を超えるような環境などが該当します)その労働者の作業環境を改善するためにスポットクーラーやミストファンなど機器を導入する場合に補助の対象となります。
補助金申請の大まかな流れ(簡単3ステップ)
ステップ1:事業者が交付申請書類を提出
書類提出から交付決定まで約2か月要します。時間に余裕をもって申請する必要があります。また、交付申請書類の受付期間は毎年決まっています。そして、予算額に達した場合も申請の受付が終了となりますので注意が必要です。
受付期間については必ず以下をご確認ください。
ステップ2:対策機器の購入と対策機器の設置、対策の実施
審査に通ると、国から「交付決定通知書」という正式な書類が届きます。こちらが手元に届いてから対策実施の為の機器購入に進んでください。
※交付決定通知書が届く前に購入してしまった場合は補助金の対象にできません。ご注意ください。
ステップ3:支払請求書類の提出
速やかに支払請求書類を作成し提出してください。提出された支払請求資料が確認された後、補助金の確定と交付が行われます。
よくあるご質問
エイジフレンドリー補助金に関するQ&Aは、以下よりご確認いただけます。
この補助金は、社会保険労務士による代理申請はできません。ただし、申請にあたって専門家へ相談したり、サポートを受けたりすることは可能です。
ご自身での申請に不安がある方は、お近くの社会保険労務士事務所に相談してみてはいかがでしょうか。