
煙と脂が少なくて美味しい焼肉プレートの7つの選び方【2025年版】
家で焼肉を楽しみたいけれど、「煙で部屋が臭くなりそう…」「油はねでテーブルがベタベタになりそう…」そんな不安を感じていませんか?
最近では、煙や油を大幅にカットしながら美味しく焼ける焼肉プレートが続々登場しています。中でも注目は山善の「XGRILL」(エックスグリル)シリーズです。健康志向や、お手入れのしやすさ、多機能性を重視したモデルが人気を集めています。
この記事では、家焼肉を快適で美味しく楽しむための焼肉プレート選び7つのポイントを解説します。家用の焼肉プレート購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
焼肉プレートを選ぶための7つのポイント
焼肉プレート選びで最も重要なのが煙の発生量です。従来の焼肉プレートでは、煙で火災報知器が作動したり、近隣への迷惑を心配したりする問題がありました。
お肉を焼くと煙が出るのは、焼いたときにお肉から流れ出る脂がホットプレート上で熱せられ、その脂が気化するからです。そのため、油をできるだけ受け皿や水に落とすことで、煙を減らすことができます。
プレート裏面が”X”の形状になっている「Xカット加工」の製品なら、油が下に落ちやすいため、減煙効果が期待できます。また煙を吸い込む「吸煙ファン機能」があれば、部屋に上がる煙を大幅にカットできます。
▼Xカット加工の様子
▼従来品との煙の量を比較

焼肉をより美味しく、そして健康的に楽しむためには、「余分な油をしっかり落とせるプレートかどうか」が重要です。
プレート表面に傾斜があったり、「Xカット加工」などの油が落ちやすい製品なら、焼いている間に脂がどんどん落ちていき、外はカリッと、中はジューシーな仕上がりが期待できます。
肉の旨みはそのままに、カロリーを抑えられるので、健康を気にする方やダイエット中の方にも嬉しいポイントです。脂っこさが抑えられることで、後味もすっきりし、ついもう一枚食べたくなるような焼き上がりになります。
▼Xカット加工により余分な油が落ちる様子

焼肉を楽しむ際に気になるのが、調理中の「油はね」です。特に脂身の多い肉を焼いたときには、プレートに残った油が加熱されることで飛び散り、テーブルや壁、衣服を汚す原因となります。そこで重要なのが、油が自然に下へ流れ落ちる構造になっているかどうかという点です。
プレートに傾斜があったり、余分な油を受けるトレーが付いているタイプは、油のたまりを防ぎ、油はねを最小限に抑えられます。
キッチンやダイニングを清潔に保つためにも、油落ちの良いプレート設計かどうかは購入前に必ずチェックしたいポイントです。
▼余分な脂を受ける水トレイでしつこい油汚れを防止、使用後は取り外してお手入れ簡単

▼水トレイが余分な油を受けとりテーブルへの油はねを抑える


焼肉プレートは、使用する人数に応じて最適なサイズが異なります。
サイズが大きいプレートは、一人用としては収納場所をとることになる一方、サイズが小さすぎるプレートでは、家族で使う場合は一度に焼ける量が少なく不便に感じます。
1人〜2人用なら30×20cm程度のコンパクトサイズが最適です。3人〜4人の家族なら36×22cm程度、5人以上のパーティーなら47×24cm以上の大型サイズがおすすめです。焼肉プレートは利用人数を想定して、サイズを選ぶのがポイントとなります。
▼人数別プレートサイズ
焼肉プレートを長く愛用するには、お手入れのしやすさが重要です。XGRILLシリーズは、プレート部分が取り外せるため、全て水洗いに対応しています。そのため油汚れを落としやすく清潔さを保ちながら使い続けられます。
他にも重要なのが、表面コーティングがあること。フッ素加工やセラミックコーティングなど、焦げ付きにくいプレートを選べば、洗い物のストレスも減り、長く焼肉プレートを使い続けることができるようになります。

家だけでなく、ベランダやキャンプ場など屋外でも焼肉を楽しみたい方には、カセットコンロタイプの焼肉プレートが便利です。
電源が不要なので、コンセントの位置を気にせず、どこでも手軽に焼肉が可能。アウトドアや庭先でのバーベキューにもぴったりで、機動性の高さが魅力です。
また、災害時など万一の備えとしても役立つため、緊急事態にも安心です。ガス缶をセットするだけで簡単に使えるので、初心者でも簡単です。

せっかく焼肉プレートを購入するなら、焼肉だけでなく、たこ焼きやお好み焼き、ホットケーキなども楽しめる“多機能タイプ”がお得です。 プレートが取り外し式になっており、平面プレートやたこ焼きプレートに付け替えできるモデルなら、朝食からホームパーティーまで大活躍。焼肉だけで終わらない、家族みんなで使える調理器具として活用できます。 収納スペースを圧迫せず、一台で何役もこなせるのはコスパ重視の方にもぴったり。料理の幅が広がると、日々の食卓もより楽しくなります。




▼XGRILLに平面プレートが付いたタイプもある

山善の「焼肉プレート」の2025年最新のラインナップを紹介
「おうちでも煙を気にすることなく焼肉を楽しんでほしい! 」
そんな思いで開発したのが 、煙の少ない焼肉プレート『XGRILLシリーズ』。小型のタイプから吸煙ファンが付いたものや、カセットコンロタイプまで幅広く取り揃えてあります。
特に注目は、最大約94%の煙を削減できる上位モデルです。特殊な形状のプレートと、気流の壁で煙を防ぐファン機能が話題になり、テレビ番組にも取り上げられました。
▼山善の焼肉プレートのラインナップ(スペック比較)はこちら
型番 | YGMA-X100 | YGMB-X120 | YGMD-WX130 | YHP-TX130 | YGME-FX100 | YGMC-FX130 | YGMC-FXT130 | YGM-GS1 |
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商品名 | XGRILL | XGRILL PLUS | XGRILL GRANDE | XGRILL Triple | XGRILL STORM | XGRILL PREMIUM | XGRILL PREMIUM | XGRILL Portable |
商品写真 | ![]() |
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販売価格 | ¥4,480(税込) | ¥7,700(税込) | ¥8,980(税込) | ¥9,980(税込) | ¥10,800(税込) | ¥14,800(税込) | ¥19,800(税込) | ¥8,980(税込) |
タイプ | 電気式 | 電気式 | 電気式 | 電気式 | 電気式 | 電気式 | 電気式 | カセットガス式 |
消費電力 | 1000W | 1200W | 1300W | 1300W | 1000W | 1300W | 1300W | - |
温度調節 | 4段階(保温・弱・中・強) | 4段階(保温・弱・中・強) | 4段階(保温・弱・中・強) | 4段階(保温・弱・中・強) | 5段階(保温・140度・170度・200度・230度) | 5段階(保温・140度・170度・200度・230度) | 5段階(保温・140度・170度・200度・230度) | - |
温度範囲 | 80度~230度 | 80度~230度 | 80度~250度 | 80度~230度 | 80度~230度 | 80度~230度 | 80度~230度 | - |
Xカット加工 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
吸煙ファン搭載 | - | - | - | - | 〇 | 〇 | 〇 | - |
煙の削減率 | 約70% | 約80% | 約80% | 約65% | 約85% | 約94% | 約94% | 約55% |
油飛沫削減 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
水洗い ※1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
焼肉プレート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
平面プレート | - | - | - | 〇 | - | - | - | - |
たこ焼きプレート | - | - | - | 〇 | - | - | 〇 | - |
フタ | - | - | - | 〇 | - | - | - | - |
本体サイズ 幅 | 39cm | 48.5cm | 58cm | 44cm | 39.5cm | 51.5cm | 51.5cm | 39.9cm |
本体サイズ 奥行 | 25cm | 28.5cm | 30cm | 27cm | 27.5cm | 29cm | 29cm | 21.5cm |
本体サイズ 高さ | 8.5cm | 8.5cm | 8cm | 16.5cm | 11.5cm | 14.5cm | 14.5cm | 12.5cm |
重量 | 1.8kg | 2.2kg | 3.1kg | 3.2kg | 3kg | 4.9kg | 4.9kg | 2.3kg |
プレートサイズ | 30×20cm | 30×20cm | 47.5×24.3cm | 39.4×24.4cm | 30×20cm | 36×22cm | 36×22cm | - |
山善XGRILLを使った人の口コミ
※ PR:実際の口コミから一部を抜粋しております。
家で焼肉をよくやるのですが大きいホットプレートはダイニングテーブルが占領されて皿を置くスペースがなくなり洗うのも大変。ガスコンロタイプの小さいプレートのものもありますが、煙が凄くて窓を開けてても火災放置機が鳴るレベル。家族で焼肉に行くと大変な出費になるので安くて煙が少ないものを探していました。使ってみて感動しました!
本当に煙が少なくて油ハネも少なくお肉も美味しく焼けました。
これからは宅飲みするのに活躍しそうです。
買って良かった!!
家族全員焼肉が大好きで、家でもよく焼肉をするのですが、煙とにおいに悩まされていました。フライパンやホットプレートだと水っぽくなるのも好きではなく、今回XGRILLの購入を決めました。表題の通り煙が少なく、その結果、部屋に充満するにおいも少なくなりました!水分が下に落ちていく構造なので、水っぽくなる悩みも解決されて、大満足です!
無煙をウリにした商品は今までたくさんありましたが、この商品は驚くほど煙が出ませんでした。細部にまでこだわりの設計がしてあり、なおかつ使用後の洗浄もスムーズでした。この値段でこの機能は本当に素晴らしいと思います!
こんな人におすすめ
エントリーモデルの「XGRILL(YGMA-X100)」は4,480円(税込)の手頃な価格でありながら、基本的な煙削減機能と脂落とし機能を搭載しています。煙の発生を約70%抑えられ、一人暮らしに最適です。
30×20cmのサイズ感は1~2人分に最適で冷蔵庫の上にも収納可能です。1000Wの消費電力で1時間使用で約27円となり、一般的な1人暮らし用ブレーカーでも安心です。1.8kgの軽量さにより出し入れが簡単で、年間コストとして月2回使用で電気代約200円となり、ガス代と比較しても経済的です。

家族みんなで囲む焼肉には、プレートが広くて高火力な「XGRILL GRANDE(YGMD-WX130)」がおすすめ。47.5×24.3cmの大型プレートで、同時に複数の肉や野菜を焼けるので効率的です。さらに煙・油のカット性能も高く、後片付けも簡単です。
1300Wの高出力で1時間使用で約35円の電気代で温度ムラなく均一に加熱できます。8,980円(税込)で大型サイズを実現し、他社同等品の半額程度というコスパの良さも特徴です。

より快適な焼肉体験を求めるなら、吸煙ファン搭載&多機能な「XGRILL PREMIUM(YGMC-FX130/FXT130)」も便利。たこ焼きや平面プレート対応モデルなら、家族の好みに合わせた料理も楽しめます。

友人を招いてのホームパーティーなら、焼肉、平面、たこ焼きの3WAYプレートが使える「XGRILL Triple(YHP-TX130)」がおすすめです。
フタ付きで蒸し料理も可能なので、メニューの幅が広がり、食卓が盛り上がること間違いなし。煙・油はねもある程度抑えられる設計で、室内利用にも配慮されています。

XGRILL 開発者の声
「家でも煙を気にせず、美味しい焼肉を楽しんでほしい」
その想いから、山善の「XGRILL」シリーズは生まれました。

家での焼肉は「煙がこもる」「油はねで部屋が汚れる」といった不満がつきものでした。一方で、脂を落としすぎると肉がパサつき、味が落ちてしまう。私たち開発チームは、「煙を減らしながら、美味しさを損なわない」バランスに悩み、何度もプレート形状を見直しました。
試行錯誤の末にたどり着いたのが、独自の「Xカット加工」です。プレートの裏面にX状の立体構造を施すことで、脂を下にスムーズに落とし、煙の発生源を根本から減らすことに成功しました。さらに、吸煙ファンを搭載することで、焼きながら発生する煙をその場で吸い込み、最大約94%の煙削減を実現しています。
▼脂を下にスムーズに落とす構造

▼吸煙ファン機能で煙を吸い込む様子


「焼肉は好きだけど、片付けが面倒」
「部屋にニオイが残るのがイヤ」
そんな悩みを持つすべての方のために、XGRILLは開発されました。
私たちが目指したのは、“煙のない焼肉”ではなく、“ストレスのない焼肉”。
ぜひ、あなたの食卓でもその違いを体感してみてください。
家での焼肉プレート利用の3つの注意点
煙削減機能があっても、完全に煙がゼロになるわけではありません。室内で焼肉プレートを使用する際は、換気扇を回すとともに、窓も開けてダブルで換気することが重要です。
調理開始前から換気を始め、調理後もしばらく続けることで室内に煙やニオイが残るのを防げます。可能なら対角線上の窓を開けて風の通り道を作ると、より効果的な換気ができます。

焼肉のニオイは衣類やカーテンに付着しやすいため、事前の対策が重要です。調理前には衣類を別室に移動させ、カーテンも取り外すかビニールで覆うなどの対策を取りましょう。
調理後は消臭スプレーや空気清浄機を活用し、翌日までにニオイを完全に除去することが大切。定期的な換気と組み合わせることで快適な居住環境を維持できます。

焼肉プレートは高温になるため、火災やお子様の安全対策は必須です。プレート周辺に可燃物を置かず、使用中は絶対に目を離さないようにしましょう。
お子様がいるご家庭では、プレートに触れないよう注意を促し、可能なら安全柵を設置することをおすすめします。使用後は完全に冷めるまで放置し、安全な場所に保管することが重要です。

まとめ
家で手軽に焼肉を楽しむには、プレート選びがとても重要です。煙や油の飛び散りを抑える設計は、部屋のニオイや汚れを防ぎ、ストレスなく食事を楽しむための大きなポイント。さらに、余分な脂をしっかり落とすプレート構造なら、カロリーを抑えつつ、美味しさを引き出す焼き上がりになります。
特に山善の「XGRILL」シリーズは、機能性・価格・デザインのバランスが取れた人気モデルです。1人暮らしからファミリー、アウトドア利用まで幅広く対応しており、用途に応じて最適な1台が見つかります。
この記事で紹介した選び方を参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの焼肉プレートを見つけて、おうち焼肉をもっと快適に、もっと美味しく、もっと楽しくしてみてはいかがでしょうか?