
部屋を広く「折りたたみすのこベッド」の5つの選び方を解説【2025年版】
寝室に布団やマットレスを敷きっぱなしだと、お部屋が狭く感じたり、カビが心配になります。そんな時に活躍するのが「折りたたみすのこベッド」です。
折りたたみすのこベッドを導入すれば、掃除や模様替え、引っ越しの際などに簡単に移動できたり、お部屋のスペースを有効活用できます。また素材にすのこを選ぶことで、通気性が増し、汗蒸れやカビ対策を行えます。
本記事では、折りたたみすのこベッドの魅力や選び方を徹底解説します。後半では、ユーザーの生の声を反映した山善の「木製パタントベッド」も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「折りたたみすのこベッド」の3つの魅力
折りたたみすのこベッドは、通常のベッドにはない、快適に日々の生活を過ごすための、3つの魅力があります。
魅力 01:コンパクトで収納や掃除での移動が簡単
魅力 02:組み立てが簡単
魅力 03:通気性が抜群で汗蒸れやカビ対策に最適
それでは、ひとつずつその魅力について解説してまいります。


折りたたみすのこベッドは、折りたたむことによりコンパクトに収納できるので、部屋のスペースを有効活用することができます。
掃除や模様替え、引越しの際に簡単に移動できるなど、使用時以外は収納してお部屋のスペースの有効活用することができます。

折りたたみすのこベッドは、パーツが少なくシンプルな形をしているため、組み立て作業が簡単な点が魅力です。
中には工具不要で、組み立てや設置ができるものもあるので、組み立てが苦手な女性でも、簡単に組み立てることができます。



折りたたみすのこベッドを選ぶ5つのポイント
折りたたみすのこベッドを選ぶ際は、以下の5つのポイントを考慮しましょう。
ポイント 01:どのように使うのか?を考える
ポイント 02:折りたたみ頻度を考える
ポイント 03:サイズを考える
ポイント 04:収納スペースを考える
ポイント 05:組み立てのしやすさを考える
それでは、ひとつずつその魅力について解説してまいります。
折りたたみすのこベッドには、ベッドタイプのものだけでなく、ベッドソファーとして使用できるものもあります。シングルよりも小さいサイズが用意されている場合もあり、自身の用途を考えて選ぶことが重要です。
ベッドの高さにはマットタイプとハイタイプがあります。ソファとしても使用する場合は、立ち座りのしやすいハイタイプがおすすめです。
▼マットタイプとベットタイプの比較
仕様 |
![]() |
![]() |
---|---|---|
床面タイプ | マットタイプ | ハイタイプ |
メリット |
・小さい子どもなど、ベッド落下によるケガのリスクを避けられる ・高さが低いことにより部屋に置いても圧迫感を感じない |
・高さがあるため、立ち座りなどの動作がしやすい ・床とベッドの間にすき間を収納スペースとして使用できる |
デメリット | 床に近いためほこりを感じやすい | マットタイプと比較して重い点や折りたたんだ際にかさばる |



折りたたみすのこベッドを選ぶ際には、購入前に、生活の中でベッドを折りたたむ頻度を実際に考えるといいでしょう。頻繁に模様替えや引っ越しを行う方、ベッドを毎朝片付けたい方などは、簡単に折りたためるタイプのベッドを選びましょう。楽に折りたたみたい場合、バネなどのアシスト機能がついているものを選ぶと毎日の折りたたみが非常に楽です。バネなどの力で折りたたみの動作を手助けするため、布団を乗せたままでも手軽に折りたためます。
折りたたみすのこベッドには様々なサイズがあります。用途や設置する部屋のサイズに合わせて、適切なサイズを選びましょう



▼サイズタイプ表
サイズタイプ |
セミシングルショート
![]() |
シングル
![]() |
セミダブル
![]() |
---|---|---|---|
サイズ(例) | 幅80×奥行180×高さ34cm | 幅97×奥行195×高さ34cm | 幅120×奥行195×高さ34cm |
特徴 | デイベッド用やお部屋を広く使いたい方におすすめです | 寝返りなども十分な基本型で、2台並べるとキングサイズになります | 一人でゆったり寝たい方や小さい子どもとの添い寝におすすめです |

とにかく部屋を広く使いたい一人暮らしの方には、セミシングルショートのすのこベッドをおすすめします。

折りたたみすのこベッドには、ベッド下のスペースに収納ができるタイプのものもあります。さまざまなモノを収納できるので、部屋をすっきりと見せられます。季節物の衣類などを片付けるのにも便利です。


折りたたみすのこベッドは、設置時に組み立てが必要となります。
組み立てを楽に済ますためにも、工具不要で組み立て可能で、前・後・中央の脚部のパーツを簡単に組み立てられるものがいいでしょう。とくに組み立てが簡単であることを特徴としているすのこベッドなら、組み立てが苦手な方にも安心です。
山善の「木製パタントベッド」の5つの特徴
山善では、折りたたみすのこベッドの「木製パタントベッド」をご用意しています。
本ベッドは、RoomClip(※1)ユーザーが商品開発に参加し、収納や組み立て方法などに対する生活者視点の意見が反映され、国内メーカー品の木製の折りたたみベッドとしては初めて(※2)ベッド下の収納が可能となり、床板には通気性の良いすのこが採用されました。
本章では、そんな「木製パタントベッド」の特徴を5つ紹介します。
特徴 01:工具不要で組み立て簡単
特徴 02:高さ25cmの収納スペースにより、衣装ケースなどを収納可能
特徴 03:すのこ床板の通気性の良さでカビ対策もバッチリ
特徴 04:床の傷防止機能
特徴 05:連結可能なデザイン
※1:ルームクリップ株式会社が運営する住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォーム「RoomClip」
※2:国内メーカー品の木製折りたたみベッドにおいて(2023年9月21日 山善調べ)
それでは、ひとつずつその魅力について解説してまいります。




「木製パタントベッド」は、工具不要で組み立て可能。二つ折りのベッド本体を床に裏返し、ベッドに取り付けられている指定のパーツで前・後・中央の脚部を組み立てると完成します。
ノブを付け外しして開閉するだけでほぼ完成するため、簡単に組み立てることができます。
このように①~④のステップで固定することができる設計のため、組み立てが苦手な女性でも簡単に組み立てることができます。


「木製パタントベッド」は、国内メーカー品の木製の折りたたみベッドとしては初めて、ベッド下の収納が可能になりました。脚部を組み立てる仕様にすることで、床板下に広いスペースを確保しています。床との高さが約25cmあるため、衣装ケースなどを入れることができ、デッドスペースを有効に活用できます。

ベッドの床板がすのこのため、寝具下の通気を助けてくれます。そのため、布団やマットレスの湿気を逃しやすく、汗蒸れやカビ対策に最適です。


ベッドの四隅の角を丸く削る面取り加工がされ、脚部には傷防止のフェルトが付いているため、床や壁の傷を防止できます。

ベッドに手すりを付けないことで、複数台の「木製パタントベッド」をピッタリと連結でき、お子様と一緒に寝るなど、ご家族でも便利にご使用いただけます。
連結方法は、以下のようにベッドに付属している連結固定用面ファスナーで、フレームを固定するだけ。余計な凹凸がないので、並べてくっつけることが出来ます。


組み合わせのサイズについては、以下の表をご覧ください。
▼組み合わせサイズ表
セミシングルショートサイズ
連結前

セミシングルショートサイズ
幅80×奥行180×高さ34(cm)× 2
連結後

クイーンショートサイズ
幅160×奥行180×高さ34(cm)
特徴:幅がシングルサイズの1.5倍ある
二人ならゆとりをもって、子どもと一緒なら3人でも利用できる
シングルサイズ
連結前

シングルサイズ
幅97×奥行195×高さ34(cm)× 2
連結後

キングサイズ
幅194×奥行195×高さ34(cm)
特徴:家族3~4人が横になれるサイズ
このように組み合わせることで、従来の「折りたたみすのこベッド」にはない、クイーンサイズやキングサイズなどの大きなベッドを作ることもできるようになります。
購入時の3つの注意点と使い方のコツ
「木製パタントベッド」を購入する際には、生活の用途をふまえつつ、安全かつ長持ちできるように注意する必要があります。
ここでは、3つの注意点を解説します。
注意点 01:生活の中で邪魔にならないこと
注意点 02:長持ちさせるためのメンテナンス方法
注意点 03:使用時の安全ポイント
それでは、ひとつずつその魅力について解説してまいります。
用途や部屋の大きさに応じて、適切なサイズ・重量のベッドを選びましょう。また部屋のサイズに合わせ、折りたたみ時のサイズもチェックしておきましょう。

▼すのこベッドのサイズの一覧
サイズタイプ |
セミシングルショート
![]() |
シングル
![]() |
セミダブル
![]() |
ダブル
![]() |
---|---|---|---|---|
本体サイズ | 幅80×奥行180×高さ34cm | 幅97×奥行195×高さ34cm | 幅120×奥行195×高さ34cm | 幅140(70を2台連結)×奥行195×高さ34cm |
重量 | 17.2kg | 19.5kg | 24.5kg | 34kg (1台あたり17kg) |
事前にサイズを把握することで、自分の部屋にあった「すのこベッド」を選ぶことができます。

「木製パタントベッド」は、すのこでカビの生えにくい構造ですが、手入れが不十分だとベッドの素材や寝具にカビが発生することもあります。
定期的に部屋を換気したり、布団をまめに干すなどで、すのことベッドの間に湿気が溜まらないよう心がけましょう。お手入れに手が回らない方は、山善の「洗える除湿シート」がおすすめです。

敷くだけで、簡単に除湿対策を実施することができます。

「木製パタントベッド」は、ベッドの四隅の角を丸く削る面取り加工がされ、脚部には傷防止のフェルトがついていますが、床を傷つけるリスクをなるべく軽減することも大切です。
例えば、フローリングにベッドを置く場合には、ベッドの下にカーペットやラグを敷くといった傷対策もおすすめです。床に直接置かないようにすることで、床を傷つけるリスクを抑えられます。
また、静止耐荷重は200kg(保証値ではございません。)ですので、注意が必要です。荷重により、ベッドが折り畳まれる可能性もあるため、ベッドの端に座らないようにする、リクライニング部に負荷をかけすぎないようにすることも大切です。
※「木製パタントベッド」は7000N (700kg相当)の荷重試験をクリアした商品です。当社では安全を考慮し、本商品は耐荷重200Kgに設定しております。